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12月06日-01号

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  1. 釜石市議会 2021-12-06
    12月06日-01号


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    令和 3年 12月 定例会(第5号)            令和3年釜石市議会12月定例会会議録---------------------------------------           令和3年12月6日月曜日--------------------------------------- 議事日程 第1号   令和3年12月6日(月) 定例会         午後1時会議を開く第1 本日の会議録署名議員の指名第2 会期の決定第3 議長の報告第4 市長の報告第5 議案第78号 釜石市国民健康保険税条例の一部を改正する条例第6 議案第79号 釜石市国民健康保険条例の一部を改正する条例第7 議案第80号 釜石市立集会所条例の一部を改正する条例第8 議案第81号 釜石市医療・福祉等従事者奨学資金貸付条例の一部を改正する条例第9 議案第82号 釜石市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども子育て支援施設等の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例第10 議案第83号 令和3年度釜石市一般会計補正予算(第5号)第11 議案第84号 令和3年度釜石市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)第12 議案第85号 令和3年度釜石市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)第13 議案第86号 令和3年度釜石市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)第14 議案第87号 令和3年度釜石市公共下水道事業会計補正予算(第1号)第15 議案第88号 箱崎半島線道路災害復旧(1災538号鵜住居)工事の変更請負契約の締結に関し議決を求めることについて第16 議案第89号 いのちをつなぐ未来館の指定管理者の指定に関し議決を求めることについて第17 議案第90号 鵜の郷交流館指定管理者の指定に関し議決を求めることについて第18 議案第91号 釜石魚河岸にぎわい館指定管理者の指定に関し議決を求めることについて第19 議案第92号 根浜海岸観光施設指定管理者の指定に関し議決を求めることについて第20 議案第93号 釜石市民泊施設指定管理者の指定に関し議決を求めることについて第21 議案第94号 釜石祈りのパークの指定管理者の指定に関し議決を求めることについて第22 議案第95号 釜石市球技場釜石市民弓道場多目的広場釜石市民交流センター釜石市営プール及び釜石市民体育館指定管理者の指定に関し議決を求めることについて第23 議案第96号 昭和園クラブハウス、釜石市中妻体育館平田公園野球場及び平田公園クラブハウス指定管理者の指定に関し議決を求めることについて第24 議案第97号 岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更に関し議決を求めることについて第25 議案第98号 岩手県沿岸知的障害児施設組合の解散に関し議決を求めることについて第26 議案第99号 岩手県沿岸知的障害児施設組合の解散に伴う財産処分に関し議決を求めることについて第27 議案第100号 岩手県沿岸知的障害児施設組合規約の一部変更に関し議決を求めることについて第28 陳情2件                                     以上--------------------------------------- 本日の会議に付した事件第1 本日の会議録署名議員の指名…………………………………………………………5第2 会期の決定………………………………………………………………………………〃第3 議長の報告………………………………………………………………………………6第4 市長の報告………………………………………………………………………………10第5 議案第78号 釜石市国民健康保険税条例の一部を改正する条例…………………14第6 議案第79号 釜石市国民健康保険条例の一部を改正する条例……………………15第7 議案第80号 釜石市立集会所条例の一部を改正する条例…………………………〃第8 議案第81号 釜石市医療・福祉等従事者奨学資金貸付条例の一部を改正する条例………………………………………………………………………………………………………〃第9 議案第82号 釜石市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども子育て支援施設等の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例…………〃第10 議案第83号 令和3年度釜石市一般会計補正予算(第5号)……………………〃第11 議案第84号 令和3年度釜石市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)…………………………………………………………………………………………………………17第12 議案第85号 令和3年度釜石市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)………………………………………………………………………………………………………〃第13 議案第86号 令和3年度釜石市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)……〃第14 議案第87号 令和3年度釜石市公共下水道事業会計補正予算(第1号)………〃第15 議案第88号 箱崎半島線道路災害復旧(1災538号鵜住居)工事の変更請負契約の締結に関し議決を求めることについて………………………………………………………18第16 議案第89号 いのちをつなぐ未来館の指定管理者の指定に関し議決を求めることについて……………………………………………………………………………………………18第17 議案第90号 鵜の郷交流館指定管理者の指定に関し議決を求めることについて………………………………………………………………………………………………………〃第18 議案第91号 釜石魚河岸にぎわい館指定管理者の指定に関し議決を求めることについて……………………………………………………………………………………………〃第19 議案第92号 根浜海岸観光施設指定管理者の指定に関し議決を求めることについて…………………………………………………………………………………………………〃第20 議案第93号 釜石市民泊施設指定管理者の指定に関し議決を求めることについて……………………………………………………………………………………………………〃第21 議案第94号 釜石祈りのパークの指定管理者の指定に関し議決を求めることについて…………………………………………………………………………………………………〃第22 議案第95号 釜石市球技場釜石市民弓道場多目的広場釜石市民交流センター釜石市営プール及び釜石市民体育館指定管理者の指定に関し議決を求めることについて…………………………………………………………………………………………………〃第23 議案第96号 昭和園クラブハウス、釜石市中妻体育館平田公園野球場及び平田公園クラブハウス指定管理者の指定に関し議決を求めることについて…………………19第24 議案第97号 岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更に関し議決を求めることについて……………〃第25 議案第98号 岩手県沿岸知的障害児施設組合の解散に関し議決を求めることについて…………………………………………………………………………………………………〃第26 議案第99号 岩手県沿岸知的障害児施設組合の解散に伴う財産処分に関し議決を求めることについて………………………………………………………………………………〃第27 議案第100号 岩手県沿岸知的障害児施設組合規約の一部変更に関し議決を求めることについて……………………………………………………………………………………〃第28 陳情2件…………………………………………………………………………………20--------------------------------------- 出席議員(16名)                 議長   木村琳藏君                 副議長  菊池秀明君                  1番  古川愛明君                  2番  磯崎翔太君                  3番  三浦一泰君                  4番  川嶋昭司君                  5番  野田忠幸君                  6番  深澤秋子君                  8番  高橋松一君                  9番  遠藤幸徳君                  10番  平野弘之君                  11番  千葉 榮君                  12番  佐々木 聡君                  13番  細田孝子君                  14番  山崎長栄君                  15番  水野昭利欠席議員(1名)                  16番  佐々木義昭--------------------------------------- 説明のため出席した者         市長           野田武則君         副市長事務取扱市民生活部長                      晴山真澄君         総務企画部長       佐々木 勝君         保健福祉部長       小笠原勝弘君         文化スポーツ部長     佐々木育男君         危機管理監        菊池拓也君         総合政策課長       佐々木義友君         総務課長         川崎浩二君         財政課長         佐野正治君         会計管理者        小池幸一君         水道事業所長       今入義章君         教育長          高橋 勝君         教育部長         紺田和枝君         教育委員会総務課長    山崎博美君         学校教育課長       佐々木 誠君         選挙管理委員会委員長   神林知明君         監査委員         小林俊輔君         農業委員会会長      二本松 誠君--------------------------------------- 事務局職員出席者         事務局長         村上純幸         事務局次長        廣田昭仁         事務局次長        小山田富美子---------------------------------------               午後1時会議を開く ○議長(木村琳藏君) 本日の出席議員は16名で定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。 欠席の届出は、16番佐々木義昭君の1名であります。 ただいまから令和3年12月釜石市議会定例会を開会いたします。 釜石市議会は申合せにより、新型コロナウイルス感染症感染防止のため、1時間に一度、換気のため10分程度の休憩を設けます。 傍聴の方、市当局、議員の議場内でのマスク着用と、マスクを着用したままでの発言に努めるようお願いいたします。 多人数が集合している状況にあることを考慮し、効率的な会議の進行に御協力をお願いいたします。 直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事は、お手元の議事日程第1号によって進めます。--------------------------------------- ○議長(木村琳藏君) 日程第1、本日の会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員には、会議規則第81条の規定により、議長において、15番水野昭利君及び1番古川愛明君を指名いたします。--------------------------------------- ○議長(木村琳藏君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。今定例会の会期は、本日から12月17日までの12日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村琳藏君) 御異議なしと認めます。よって、会期は12日間と決定いたしました。 お諮りいたします。議事の都合により、12月7日、8日、9日、10日、13日の5日間はそれぞれ休会したいと思います。これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村琳藏君) 御異議なしと認めます。よって、12月7日、8日、9日、10日、13日の5日間はそれぞれ休会することに決しました。--------------------------------------- ○議長(木村琳藏君) 日程第3、議長の報告であります。 市長から今定例会審議案件として、お手元に配付いたしましたとおり、議案第78号から議案第100号までの23件の送付がありましたので、御報告いたします。 次に、去る9月定例会にて議決いたしました意見書3件につきましては、お手元の資料のとおり処理いたしましたので、御報告いたします。 次に、9月定例会後の議長会等の動向及び議員の派遣結果につきましては、その概要を取りまとめ、お手元に配付いたしておりますので、御覧願います。 次に、岩手県沿岸知的障害児施設組合議会の報告を菊池秀明君にお願いいたします。 菊池秀明君、登壇願います。  〔18番菊池秀明君登壇〕 ◆18番(菊池秀明君) 去る10月28日に開会された岩手県沿岸知的障害児施設組合議会定例会において審議された議案等について、その概要を御報告申し上げます。 本定例会は、宮古市役所議場にて、会期は1日限り、昨年度の同施設組合一般会計歳入歳出決算に係る認定の外1件の議案に関して審議が行われました。 まずは、認定第1号として、令和2年度岩手県沿岸知的障害児施設組合一般会計歳入歳出決算について審議され、原案のとおり認定されました。 なお、決算の状況は、歳入決算額1億9252万6293円に対しまして、歳出決算額は1億7734万1884円で、差引残額1518万4409円は令和3年度に繰越しされております。前年度に比較し、歳入決算額で1.04%の増、歳出決算額で0.26%の減となっております。 引き続き、議案の審議が行われ、議案第1号として、令和3年度岩手県沿岸知的障害児施設組合一般会計補正予算(第1号)について審議され、原案のとおり可決されました。 補正予算の内容は、前年度決算の確定した繰越金などについて、本年度会計に計上するため、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ963万4000円を増額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1億7533万4000円としたものであります。 以上で報告を終わります。 ○議長(木村琳藏君) 次に、釜石大槌地区行政事務組合議会の報告を千葉榮君にお願いいたします。 千葉榮君、登壇願います。  〔11番千葉榮君登壇〕 ◆11番(千葉榮君) 釜石大槌地区行政事務組合議会取組状況について御報告いたします。 去る10月26日に定例会が開催され、会期は1日限り、付議案件は令和2年度釜石大槌地区行政事務組合会計歳入歳出決算の認定1件でありました。 初めに、管理者から消防業務における不適切な事務処理等について報告がありましたので、私からその概要を申し上げます。 1つ目は、令和3年9月6日に発生した釜石市大只越町建物火災に関しての不適切な事務処理についてです。釜石防災行政無線火災発生を周知する放送の内容で、町名等の誤りと、岩手県モバイルメールにおいて火災発生メールの未送信がありました。 住民の適切な対応等もあり、幸い、大事には至らなかったものの、今後は危機管理意識のさらなる徹底と、指令員、放送員を含め、職員全員専門知識と技術のスキルアップを図るなど、努めていくとのことでした。 もう一つは、消防職員によるパワーハラスメントです。 これは、令和元年度から令和2年度にかけて、当時、釜石消防署に勤務する30代の職員が複数の同僚職員に対し、代理購入した代金の未払い、職員とその家族に対する暴言等のパワーハラスメント行為を行い、同僚職員精神的苦痛を与えるとともに、職場環境を害したというものです。 この行為に対し、任命権者である消防長から、令和3年10月6日付で、本人には懲戒処分を、当時の複数の上司については指導監督責任に係る厳重注意を行ったとのことです。 今後の対策としては、ハラスメントに関する意識を啓発するための研修、講習を定期的に繰り返し、実施するとともに、職場内においてふだんから積極的にコミュニケーションを図り、周囲のちょっとした異変などの兆候を見逃さないように配慮していくとのことでした。 今後は、より一層、適正な消防業務に努め、市民並びに町民の皆様の信頼回復に全力を尽くしていくとのことでした。 次に、令和2年度の主要な施策の取組についてであります。 初めに、し尿処理業務についてですが、令和2年度のし尿等搬入量は、釜石市が前年度より2.1%減、大槌町も18.1%減、全体では前年度より9.0%減少の2万3620キロリットルとのことです。両市町とも仮設住宅の解体が終了し、釜石市では、栗林地区農業集落排水処理施設が今年度から公共下水道事業に接続され、搬入量は引き続き減少していくものと思われるとのことでした。 なお、老朽化が進んでいる汚泥再生処理センターは、来年度から2か年による基幹的な施設、設備の長寿命化工事の実施を計画しているとの報告がありました。 また、し尿汚泥肥料「咲土がえり」については、令和2年度も96トンを管内の住民や団体等へ配布したこと、甲子川への放流水質や臭気、騒音、振動などの環境性能については、いずれも定められた基準や地元との協定値を下回るなど、良好に推移しているとの報告がありました。 次に、消防業務については、令和2年度の救急出場火災出場などの出場延べ人員は、前年度より1567人少ない1万191人。火災は、釜石市12件、大槌町5件、合わせて17件発生し、損害額は5628万2000円となっているとのことでしたが、火災により、お二人の貴い生命が失われたとのことでありました。 一方、救急業務は、出場件数が前年度より266件少ない2135件で、その内訳は、釜石消防署が1369件で166件の減少、大槌消防署が766件で100件減少し、理由としては、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う衛生意識の向上、住民の外出自粛等が考えられるとのことでありました。 また、県立釜石病院診療体制の縮小に伴い、当組合消防本部管轄外医療機関への搬送が増加している状況になっているとの報告がありました。 消防車両については、昨年度は高規格救急自動車及び高度救命処置用資機材を更新、配備し、今年度は老朽化が進み、更新することとしているはしご付消防ポンプ車が既に納入され、12月からの運用を予定しているとの報告がありました。 さて、付議案件の令和2年度釜石大槌地区行政事務組合会計歳入歳出決算ですが、歳入決算は、前年度に比べ5399万1682円減の15億2294万4410円でした。 歳出決算額は、汚泥再生処理センター包括的運転管理業務委託料の減少による衛生費の減、高規格救急自動車等の更新が前年度より減少したことなどによる消防費の減など、前年度に比べ6877万434円減の15億816万5658円でした。 この結果、歳入歳出の差引き額は1477万8752円の黒字となり、審議の結果、原案のとおり認定されました。 以上で、釜石大槌地区行政事務組合議会の報告を終わります。 ○議長(木村琳藏君) 次に、岩手沿岸南部広域環境組合議会の報告を古川愛明君にお願いいたします。 古川愛明君、登壇願います。  〔1番古川愛明君登壇〕 ◆1番(古川愛明君) 岩手沿岸南部広域環境組合議会取組状況を御報告いたします。 去る11月29日に、令和3年11月岩手沿岸南部広域環境組合議会定例会が1日の会期で開催されました。 組合管理者からは、岩手沿岸南部クリーンセンターの状況として、初めに、本年度のごみ搬入量は9月末までに1万4715トン、前年度の同期と比較して98.0%の量となっていることの報告がありました。 次に、環境対策については、従来に引き続き、排ガス処理等に万全を期して操業しており、その環境測定値は、基準値を大きく下回っていること及び放射性物質関係の測定結果についても基準値以下であり、いずれも良好な状況で推移していることの報告がありました。 次に、本年度も、組合では環境問題について考えていただく機会として、施設見学等を積極的に受け入れており、新型コロナウイルス感染症対策を施しつつ、9月末までに合わせて18件で484名の来場があったことの報告がありました。 付議事件といたしましては、認定1件及び議案1件につきまして、原案のとおり認定及び承認されました。 付議事件名及び審議結果は、次のとおりでございます。 最初に、歳入決算額16億8391万9261円、歳出決算額16億7458万2238円となった令和2年度岩手沿岸南部広域環境組合会計歳入歳出決算につきましては、原案のとおり認定されました。 次に、令和4年3月31日をもって陸前高田市及び大船渡市営林組合が解散することに伴う、岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更に関し議決を求めることについてにつきましては、原案のとおり承認されました。 以上で、岩手沿岸南部広域環境組合議会取組状況の報告を終わります。 ○議長(木村琳藏君) 次に、岩手県後期高齢者医療広域連合議会の報告を遠藤幸徳君にお願いいたします。 遠藤幸徳君、登壇願います。  〔9番遠藤幸徳君登壇〕 ◆9番(遠藤幸徳君) 岩手県後期高齢者医療広域連合議会、諸般の報告をいたします。 去る11月25日に招集されました岩手県後期高齢者医療広域連合議会定例会において審議された議案について、その概要を御報告申し上げます。 本定例会は、会期は1日で、岩手県自治会館において開催され、付議事件は7件でございました。 審議の結果、全て原案のとおり認定、承認及び可決されましたが、これらのうち、主な内容について申し上げます。 まず、令和2年度岩手県後期高齢者医療広域連合一般会計歳入歳出決算の認定についてでございますが、歳入決算額1億9580万3250円、歳出決算額1億9023万9400円、歳入歳出差引残額は556万3850円となっております。 次に、同じく特別会計に係る歳入歳出決算の認定についてでございますが、歳入決算額1619億2874万5926円、歳出決算額1593億1273万3809円、歳入歳出差引残額は26億1601万2117円となっております。 次に、令和3年度岩手県後期高齢者医療広域連合一般会計補正予算(第1号)につきましては、令和2年度決算による剰余金が確定しましたことから、財政調整基金への積立金の増額に係る所要額の補正を行い、歳入歳出各予算にそれぞれ556万3000円を追加した結果、総額が2億51万3000円となっております。 最後に、令和3年度岩手県後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)につきましては、令和2年度決算による剰余金の確定等による繰入金、繰越金等歳入増及び令和2年度療養給付費等の国・県、市町村への返還金額等歳出増による所要額の補正を行ったもので、歳入歳出の予算にそれぞれ50億4547万5000円を追加し、総額を1617億8110万5000円となりました。 以上を申し上げまして、岩手県後期高齢者医療広域連合議会定例会の概要の報告といたします。 ○議長(木村琳藏君) 以上で、議長の報告並びに諸般の報告を終わります。--------------------------------------- ○議長(木村琳藏君) 日程第4、市長の報告であります。 市長、登壇願います。  〔市長野田武則君登壇〕 ◎市長(野田武則君) 令和3年12月釜石市議会定例会が開催されるに当たり、新型コロナウイルス感染症対策について、釜石市新庁舎建設工事について、「ぼうさいこくたい2021」開催結果について及びいわて・かまいしラグビーメモリアルイベントについての4件について報告をさせていただきます。 初めに、新型コロナウイルス感染症対策についてでございます。 新型コロナワクチンの接種が進んだことにより、国内の新規感染者数は大幅に減少しており、県内をはじめ全国的に感染が鎮静化しております。釜石保健所管内においては、10月以降、新規感染が確認されておりません。これもひとえに、日頃から市民の皆様一人一人が感染防止対策を強く意識し、実践されている成果と考えており、深く感謝を申し上げます。 このような状況にあることから、市民の皆様には、マスクの着用や手指消毒など、基本的な感染対策をしっかりとした上で、社会活動や経済活動などを活発に行っていただくために、当市では施設の収容人数制限などを緩和しているところであります。 また、これまで5人以上の会食については、感染リスクが高まるため、控えるようお願いをしてまいりましたが、会食時の人数制限はしておりません。 会食の際には、感染対策が整っているいわて飲食店安心認証店をはじめ、人数に応じたスペースのある飲食店で、また、三密を回避し、短時間で、深酒をせず、大声を出さず、会話のときはマスクを着用した上で楽しんでいただき、これまで耐えしのいできた市内飲食店等の事業者の皆様を応援するため、積極的に利用していただくよう、市と釜石商工会議所から市民の皆様へお願いをしているところでございます。 さらに、年末年始を迎えるに当たり、市職員に対しましても、職場や家庭などにおいて、会食の機会を増やしていただくよう働きかけてまいります。 しかしながら、新たな変異株であるオミクロン株が欧州などで拡大しているほか、国内でも感染者が確認されており、さらに、これからの季節は換気の徹底が難しくなることから、再び感染が拡大することも想定されますので、市民の皆様には引き続き、十分な警戒と基本的な感染防止対策を実践していただくようお願いをいたします。 また、現在のところ、国内において感染が拡大している地域はありませんが、移動先の感染状況に留意され、引き続き慎重に行動していただくようお願いをいたします。 新型コロナワクチンの接種状況についてでありますが、12歳以上の接種対象者への接種状況につきましては、11月30日現在、対象者2万9343人に対し、1回目の接種を終えている方は、2万6822人で接種率は91.4%、2回目の接種を終えている方は、2万6629人で接種率は90.8%となっており、体調不良などのため、予定していた集団接種で接種できなかった方や、今後改めて接種を希望される方については、市が個別に対応しております。 また、3回目の追加接種については、国からは、原則として2回目の接種から8か月以上経過後に行うという方針が示されており、現在、釜石医師会をはじめ各医療機関と調整を図り、準備を進めておりますので、市民の皆様には今後発行する市広報紙にて、接種スケジュールや予約方法などを御案内いたします。 新型コロナウイルス感染症に関する各種支援制度の状況についてでございます。 釜石市社会福祉協議会が窓口となり、一時的な資金の緊急貸付けを行う生活福祉資金貸付制度については、昨年3月からこれまで280件の相談が寄せられており、生計の維持が困難になった場合に、少額の貸付けを行う緊急小口資金は125件、2375万円、生活再建までの費用の貸付けを行う総合支援資金は延べ100件、5565万円の貸付けが行われております。 なお、貸付期間が終了した後も、生活に困窮する世帯を支援する新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金については、市議会11月臨時会で報告しましたとおり、1件の支給を決定しております。 これらの生活困窮者支援策については、11月19日に閣議決定されたコロナ克服・新時代開拓のための経済対策を踏まえ、申請受付期間が延長される見込みであり、引き続き関係機関と連携し、生活に困窮する世帯に必要な支援が届くよう努めてまいります。 各種事業者支援策の状況等についてでございます。 まず、長期化する感染症の影響下にあっても事業が継続できるよう、売上げが減少している事業者に対し、給付金を支給する釜石市経営支援給付金については、11月30日現在において136事業者から申請があり、本日までに120事業者に1260万円を交付しております。 感染防止対策に経費を要する一方、人流抑制の影響により利用者の減少が深刻な飲食店等に対し、支援金を交付するかまいし飲食店安心認証支援金については、11月30日現在において97事業者から申請があり、本日までに88事業者に900万円を交付しております。 また、宿泊料金の割引を行った宿泊業者に対し補助金を交付するかまいし宿泊エール割事業については、市議会11月臨時会で報告しましたとおり、11月15日現在で1万6835人泊分の利用がありました。 事業者支援につきましては、これら事業の実施により、地域経済の活性化を図るとともに、今後も国・県及び関係機関と連携し、引き続き対応してまいります。 次に、釜石市新庁舎建設工事についてでございます。 去る9月定例会において予算を承認いただいた新市庁舎の建設工事について、本年度、岩手県において実施する最大地震に伴う津波シミュレーションの試算結果に係る検討をもって、おおむね10月をめどに工事発注の公告手続に入る予定で進めておりましたが、本日現在、このシミュレーション結果が示されておらず、したがって、新市庁舎建設工事の発注も見合わせざるを得ない状況にあります。 この状況を受け、新市庁舎の早期完成を目指す観点から、シミュレーション結果の正式発表を急いでほしい旨、県に対し要望したところですが、現時点で試算結果の公表時期については、明言はできない状況であるという回答がございました。 当市としては、新市庁舎建設計画において、この津波シミュレーションに関する検討は必要不可欠であると考えておりますので、引き続き県からの情報収集に努めつつ、以降の作業を速やかに進めるべく想定されるケースに係る対策の検討など、可能な範囲での作業を行うなど、一刻も早い工事着手に努めてまいります。 次に、「ぼうさいこくたい2021」開催結果についてでございます。 内閣府をはじめとする防災推進国民大会2021実行委員会が主催する第6回防災推進国民大会が11月6日、7日の2日間にわたって、釜石市民ホールTETTO及び釜石情報交流センターなどを会場に開催されました。 この大会は、国民の防災意識の向上、災害に関する知識や経験などの共有及び防災に取り組む方々の連携構築のために行う国内最大級の防災イベントであり、全国から100を超える団体が参加し、防災に関するセッション、ワークショップ、プレゼンテーション及び屋外展示などが行われました。 東日本大震災から10年の節目を迎えた重要な年に、三陸沿岸被災地である当市で開催することは、震災復興への支援に対する感謝を伝えるとともに、震災の経験や未来の命を守る教訓をより多くの方々に伝える「防災教育のまち・釜石」を全国に発信する機会としても、大きな意義を持つ大会になりました。 今年の大会は、新型コロナウイルス感染症予防の観点から、入場制限を行った現地参加とオンライン参加を併用したハイブリット形式で開催され、確定前の数値でありますが、現地参加及びオンライン参加を合わせて、全国から延べ1万6000人以上の方に御参加をいただきました。 大会では、「~震災から10年~つながりが創る復興と防災力」をテーマに、開催地特別プログラムとして、いのちをつなぐ未来館の防災学習プログラムの紹介、内閣府主催のハイレベルセッションでは当市の震災伝承の取組の紹介、クロージングセッションでの釜石東中学校生徒による合唱、釜石高校生有志による夢団及び釜石市防災市民憲章制定市民会議代表による震災の教訓を語り継ぐ取組など、釜石発のメッセージを伝えることができました。 また、岩手県や当市等で構成する実行委員会では、今大会に併せて「いわて・かまいし防災復興フェスタ」を開催し、ぼうさいこくたいのセッション、プレゼンブース、屋外展示への出展のほか、沿岸各市町村が取り組んでいる震災伝承や防災教育等のプログラムを紹介するパネルを展示し、防災を学習する場としての三陸を広く発信いたしました。 さらに、三陸沿岸の伝承施設や震災学習列車を活用した学習ツアーなども開催し、被災地でしか体験できない学びに県内外からの参加者に触れていただくことができました。 近年、豪雨や台風などによる自然災害が全国各地で頻発化、激甚化している中、将来にわたり誰一人として犠牲にならないまちづくりを進めることは、私たち共通の願いであります。 当市では、これからも震災の経験や未来の命を守る教訓をより多くの方々に伝えることにより、地域の防災意識、防災力の向上につなげていくこととしておりますので、今後とも皆様の御理解と御協力をお願いいたします。 次に、いわて・かまいしラグビーメモリアルイベントについてでございます。 当市と岩手県及び県内の関係機関で組織するいわて・かまいしラグビーメモリアルイベント実行委員会は、11月14日に釜石鵜住居復興スタジアムにおいて、いわて・かまいしラグビーメモリアルイベントを開催いたしました。 当日は好天に恵まれ、イベントのメインである釜石シーウェイブスとコベルコ神戸スティーラーズのメモリアルマッチは、2085人の方に観戦をいただきました。 また、グラウンドの周辺で行ったいわて・かまいしファンゾーンには、メモリアルマッチ観戦のため入場された方を含む2445人の方に御来場いただき、大変にぎわったところであります。 来場された方からは、ラグビーの熱を感じ、元気をもらった、また、大勢の人が集い嬉しいといった声をお寄せいただきました。 新型コロナウイルス感染拡大の観点から、メモリアルマッチの観戦者の上限を3000人として開催したことから、試合の模様を動画配信サイト、ユーチューブの「ラグビーのまち釜石チャンネル」でライブ配信したところ、1104の瞬間最大同時接続数となりました。それ以降も再生回数は伸び続けており、11月末現在では約1万5000回再生されております。 イベントに来場できなかった県内外の方々はもとより、世界中に向けて情報発信を行ったことは、大きな成果と捉えております。 これまで何度も申し上げてまいりましたとおり、台風第19号の影響で中止となりましたナミビア対カナダ戦が実現するまで、ラグビーワールドカップ2019岩手釜石開催は終わらないと考えております。今後、フランス大会での予選、本選があり、同カードの実現がしばらくは困難な状況となることが予想されますが、引き続き実現に向けて、県や日本ラグビーフットボール協会などの関係機関と連携して取り組んでまいります。 なお、このイベントのメモリアルアトラクションにスペシャルゲストとして御出演をいただきました平原綾香様には、釜石応援ふるさと大使に御就任いただきました。今後も当市のPRに御支援をいただきたいと考えております。 議員並びに市民の皆様には、何とぞ御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げ、令和3年12月釜石市議会定例会に当たっての市長報告といたします。 ○議長(木村琳藏君) 以上で市長の報告を終わります。--------------------------------------- ○議長(木村琳藏君) 日程第5、議案第78号釜石市国民健康保険税条例の一部を改正する条例から日程第27、議案第100号岩手県沿岸知的障害児施設組合規約の一部変更に関し議決を求めることについてまで、23件を一括議題といたします。 ただいま一括議題に供しました各議案について、順次当局の説明を求めます。 総務企画部長。  〔総務企画部長佐々木勝君登壇〕 ◎総務企画部長佐々木勝君) ただいま議題に供されました議案第78号釜石市国民健康保険税条例の一部を改正する条例から議案第100号岩手県沿岸知的障害児施設組合規約の一部変更に関し議決を求めることについてまでの議案23件につきまして、順次御説明申し上げます。 議案書の1ページを御覧願います。 議案第78号釜石市国民健康保険税条例の一部を改正する条例は、県内統一税率の導入に向けて歳入不足を補うための税率の見直し、また、全世代対応型の社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係政令の整備等に関する政令が令和3年9月10日に公布され、その一部規定が令和4年4月1日から施行されることに伴い、未就学児に係る均等割額の減額及び所要の改正をしようとするものです。 16ページを御覧願います。 議案第79号釜石市国民健康保険条例の一部を改正する条例は、健康保険法施行令等の一部を改正する政令が令和3年8月4日に公布され、令和4年1月1日から施行されることに伴い、出産育児一時金の支給額及び加算額を改正しようとするものです。 17ページを御覧願います。 議案第80号釜石市立集会所条例の一部を改正する条例は、向定内集会所を新たに設置することに伴い、名称及び位置を加える改正をしようとするものです。 18ページを御覧願います。 議案第81号釜石市医療・福祉等従事者奨学資金貸付条例の一部を改正する条例は、市内で不足している医療従事者及び福祉等従事者の確保を図るため、奨学資金の貸付けの申請受理期限を3年間延長する改正をしようとするものです。 19ページを御覧願います。 議案第82号釜石市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども子育て支援施設等の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例は、特定教育保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども子育て支援施設等の運営に関する基準の一部を改正する内閣府令が令和3年8月2日に公布され、同日に施行されたことに伴い、書面等によることが規定または想定されている文書の一部について、電磁的方法による対応も可能とする改正をしようとするものです。 次に、別冊の補正予算書1ページを御覧願います。 議案第83号令和3年度釜石市一般会計補正予算(第5号)は、予算の総額に歳入歳出とも13億6200万円を増額し、補正後の予算総額を225億4400万円としようとするものです。 2ページから順次御覧願います。 第1表歳入歳出予算補正の主な内容を御説明いたします。 今議会における補正予算では、新型コロナウイルス感染症対策の各種支援事業やワクチン予防接種事業などを計上しております。 各款ごとの主な事業につきましては、第2款総務費には、新型コロナウイルス感染症の影響による大規模な減収によって、運行本数の維持に支障を及ぼすおそれがある三陸鉄道に対し、岩手県及び沿線市町村で運行維持に要する人件費、燃料費等に対する支援を行う三陸鉄道運営支援事業などを計上しております。 第3款民生費には、県の助成制度を導入し、生活困窮者に対して灯油、電気、ガス等のほか、冬季の生活を支える防寒用品や雑貨類等の購入費の一部を支援する新型コロナウイルス感染症対応生活困窮者冬季特別対策事業などを計上しております。 第4款衛生費には、新型コロナウイルスワクチンを2回接種した人のうち、3回目の追加接種を希望する18歳以上の人の接種機会を確保するため、個別接種や集団接種の経費などを増額する新型コロナウイルスワクチン予防接種事業などを計上しております。 第6款農林水産業費には、新型コロナウイルス感染症の影響による消費量の減少から、米の在庫過剰が続いたことにより、令和3年産の米価が下落していることから、令和4年の作付に向けた水稲の種苗費や収入保険制度への加入を緊急的に支援する新型コロナウイルス感染症米価下落緊急対策事業などを計上しております。 第7款商工費には、長期化する新型コロナウイルス感染症の影響がいまだ多くの業種に及んでいることを踏まえ、岩手県が実施する地域企業経営支援金の対象とならない製造業などの事業者に対して、市独自の給付金を支給する新型コロナウイルス感染症経済対策事業などを計上しております。 第10款教育費には、新型コロナウイルス感染症の影響により、修学旅行が延期または中止になった場合に、児童・生徒の保護者にキャンセル料等の負担が生じないように支援する小学校修学旅行キャンセル料等支援事業及び中学校修学旅行キャンセル料等支援事業などを計上しております。 第11款災害復旧費には、令和3年1月の気温の低下によって地盤中の水分が凍結し、地面が隆起したことにより、舗装面にひび割れ等の被害が発生した市道を復旧する公共土木施設災害復旧事業(凍上災)を計上しております。 これらの財源として、歳入には、歳出充当特定財源のほか、市税、地方特例交付金及び繰越金の増額、繰入金の調整などを計上して予算を編成しております。 7ページを御覧願います。 第2表繰越明許費補正には、今議会において補正予算を計上している公共土木施設災害復旧事業(凍上災)について、今年度内に事業完了が見込めないことから、令和4年度へ繰り越すものとし、繰越限度額を計上しております。 同じく7ページ、第3表債務負担行為補正には、令和3年9月6日に当市と包括連携協定を締結した学校法人龍澤学館の高等教育機関開校準備のため、教育センターの現地調査等を実施し、漏水対策や空調設備等の改修に必要な詳細設計を行う庁舎等維持管理費(教育センター改修設計業務)や、津波による浸水被害が想定される水海地区において、既存道路をかさ上げし、高台への避難階段を設置する避難道路整備事業など、22件を追加計上しております。 10ページを御覧願います。 第4表地方債補正には、今次補正予算での市債発行額の調整を計上しております。 11ページを御覧願います。 議案第84号令和3年度釜石市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)は、予算の総額に歳入歳出とも2億1260万9000円を増額し、補正後の予算総額を45億1737万3000円としようとするものです。 歳入歳出予算の内容といたしましては、歳出に職員給与費の調整のほか、保険給付費、財政調整基金積立金及び諸支出金の増額を計上し、併せて歳入は、歳出充当特定財源の調整のほか、一般会計からの繰入金、財政調整基金繰入金及び繰越金の増額を計上して予算を編成しております。 15ページを御覧願います。 議案第85号令和3年度釜石市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)は、予算の総額から歳入歳出とも463万8000円を減額し、補正後の予算総額を4億7892万6000円としようとするものです。 歳入歳出予算の内容といたしましては、歳出に後期高齢者医療広域連合納付金の減額を計上し、併せて歳入は、一般会計からの繰入金の減額を計上して予算を編成しております。 19ページを御覧願います。 議案第86号令和3年度釜石市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)は、保険事業勘定予算の総額に歳入歳出とも2579万4000円を増額し、補正後の予算総額を42億3257万6000円とするとともに、介護サービス事業勘定予算の総額から歳入歳出とも255万2000円を減額し、補正後の予算総額を2595万円としようとするものです。 歳入歳出予算の内容といたしましては、保険事業勘定の歳出には、職員給与費の調整のほか、介護給付費準備基金積立金及び諸支出金を増額計上し、併せて歳入には、歳出充当特定財源のほか、介護給付費準備基金繰入金及び繰越金の増額を計上して予算を編成しております。 また、介護サービス事業勘定の歳出には、職員給与費の減額及び介護予防ケアプラン作成事業の増額を計上し、歳入は、介護給付費収入の増額及び一般会計からの繰入金の減額を計上して予算を編成しております。 ただいま御説明申し上げました補正予算の詳細につきましては、同じ冊子となっております補正予算に関する説明書を御覧願います。 次に、別冊としております公共下水道事業会計補正予算書を御覧願います。 議案第87号令和3年度釜石市公共下水道事業会計補正予算(第1号)は、収益的収入及び支出において、事業収益から396万7000円、事業費用から239万2000円をそれぞれ減額し、資本的収入及び支出において、収入に5580万7000円、支出に350万1000円をそれぞれ増額しようとするものです。 収益的収入及び支出の事業費用には、営業費用として職員給与費の調整のほか、減価償却費の減額及び資産減耗費の増額を計上するとともに、営業外費用として支払利息及び企業債取扱諸費の増額を計上し、事業収益には他会計補助金及び長期前受金戻入の減額を計上しております。 また、資本的収入及び支出の支出には、職員給与費の調整のほか、大只越地区汚水管更生工事の増額及びストックマネジメント実施方針策定業務委託の減額を計上し、収入には、公共下水道受益者負担金、他会計出資金及び企業債を増額計上し、併せて国庫補助金を減額計上しております。 これによって、資本的収入が支出に不足する額2億5481万6000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、当年度分損益勘定留保資金で補填するものです。 議案書にお戻りいただき、25ページを御覧願います。 議案第88号箱崎半島線道路災害復旧(1災538号鵜住居)工事の変更請負契約の締結に関し議決を求めることについて御説明申し上げます。 この議案は、令和3年3月1日に締結した箱崎半島線道路災害復旧(1災538号鵜住居)工事の請負契約について、市道箱崎半島線盛土崩壊事故に係る原因の検証結果に基づく追加対策工法として、排水構造物工、盛土補強工及びアスファルト舗装工を増工することに伴い、契約額を1億1396万円増額しようとするもので、去る10月27日に株式会社青紀土木との間で仮契約を締結しております。 なお、工期は令和3年3月1日から令和4年3月30日までとなっております。 26ページから31ページを御覧願います。 議案第89号から議案第94号までを一括して御説明いたします。 議案第89号いのちをつなぐ未来館の指定管理者の指定に関し議決を求めることについて、議案第90号鵜の郷交流館指定管理者の指定に関し議決を求めることについて、議案第91号釜石魚河岸にぎわい館指定管理者の指定に関し議決を求めることについて、議案第92号根浜海岸観光施設指定管理者の指定に関し議決を求めることについて、議案第93号釜石市民泊施設指定管理者の指定に関し議決を求めることについて及び議案第94号釜石祈りのパークの指定管理者の指定に関し議決を求めることについては、指定管理候補者選定委員会で審査を実施した結果、各施設の指定管理者に株式会社かまいしDMCを指定しようとするもので、その指定の期間は、令和4年4月1日から令和7年3月31日までとするものです。 32ページを御覧願います。 議案第95号釜石市球技場釜石市民弓道場多目的広場釜石市民交流センター釜石市営プール及び釜石市民体育館指定管理者の指定に関し議決を求めることについては、指定管理候補者選定委員会で審査を実施した結果、指定管理者に協立管理工業株式会社を指定しようとするもので、その指定の期間は、令和4年4月1日から令和7年3月31日までとするものです。 33ページを御覧願います。 議案第96号昭和園クラブハウス、釜石市中妻体育館平田公園野球場及び平田公園クラブハウス指定管理者の指定に関し議決を求めることについては、指定管理候補者選定委員会で審査を実施した結果、指定管理者に釜石市体育協会を指定しようとするもので、その指定の期間は、令和4年4月1日から令和7年3月31日までとするものです。 34ページを御覧願います。 議案第97号岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更に関し議決を求めることについては、令和4年3月31日をもって陸前高田市及び大船渡市営林組合が解散することに伴い、岩手県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体から除くこと及び岩手県市町村総合事務組合規約の一部を変更することに関し、議決を求めるものです。 36ページを御覧願います。 議案第98号岩手県沿岸知的障害児施設組合の解散に関し議決を求めることについては、社会福祉法人に事業を承継することに伴い、令和5年3月31日をもって岩手県沿岸知的障害児施設組合を解散することに関し、議決を求めるものです。 37ページを御覧願います。 議案第99号岩手県沿岸知的障害児施設組合の解散に伴う財産処分に関し議決を求めることについては、岩手県沿岸知的障害児施設組合の解散に伴い、同組合が所有する財産の処分に関し、議決を求めるものです。 39ページを御覧願います。 議案第100号岩手県沿岸知的障害児施設組合規約の一部変更に関し議決を求めることについては、分担金の分賦の割合を変更すること及び岩手県沿岸知的障害児施設組合の解散に伴う事務の承継等について明記するため、岩手県沿岸知的障害児施設組合規約の一部を変更することに関し、議決を求めるものです。 以上で提案理由の説明を終わります。 よろしく御審議の上、御賛同賜りますようお願いを申し上げます。
    ○議長(木村琳藏君) 以上をもって、当局の説明は終わりました。--------------------------------------- ○議長(木村琳藏君) お諮りいたします。議案第78号から議案第100号までの23件については、委員会付託を省略し、来る12月17日の本会議において審議することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(木村琳藏君) 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。--------------------------------------- ○議長(木村琳藏君) 日程第28、陳情2件を議題といたします。 12月2日までに受理いたしました陳情は、お手元の各文書表のとおりであります。 陳情の番号及び件名等を職員に朗読させます。  〔事務局職員朗読〕 陳情第6号 令和4年度理科教育設備整備費等補助金予算計上についてのお願い                                   報告 陳情第7号 私学教育を充実・発展させるための陳情          報告 ○議長(木村琳藏君) ただいまの陳情2件は報告でありますので、趣旨に賛同する議員は所要の手続をお願いいたします。--------------------------------------- ○議長(木村琳藏君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれをもって散会いたします。               午後1時59分散会                         釜石市議会議長 木村琳藏                         釜石市議会議員 水野昭利                         釜石市議会議員 古川愛明...